心の中に

Photo

昨日の朝、Rocoは永眠いたしました。本当に眠るように静かな最後でした。

写真は、レイが寝ているところにRocoがやってきて、レイに寄りそうように寝ている時の写真です。この日の写真がレイと一緒に写っているRocoの最後の写真になりました。

その後Rocoは完全に立てなくなってしまいました。パパとママで寝室にRocoを運びました。Rocoは寝室で、もう立てない状態だったのに、私達の布団の上に乗ろうとして、立ち上がりました。そして、全身の力をこめて、私達のところに来て、パパやレイ、そしてママに身体中を撫でられて、安心したように再び寝ました。

それがRocoの最後の立った姿でした。その後Rocoはそのまま永遠の眠りにつきました。

朝まで付き添っていましたが、Rocoもぐっすり寝ているので、仮眠を取ろうと私達も眠りにつきました。その3時間後、ママは何故か目が覚めて、Rocoの様子を見ると、まるで寝ているかのようでしたが、もうRocoは息をしていませんでした。

まさか、ほんの数時間の間にこんなことになるなんて。どうしてずっと起きていてあげなかったんだろうと、後悔の気持ちが押し寄せました。

パパと二人で、Rocoをリビングに運び、太陽の光を当ててあげました。Rocoの白い毛はピカピカと光っていました。Rocoの亡骸は、まだ暖かく、その姿は生きている時と少しも変わらず、愛おしく、私達には美しく見えました。ひょこっと、顔を上げて、こちらを見るのではないかと、錯覚を起こしてしまいそうでした。

夕方、Rocoを動物霊園に連れて行き、お骨を持って、家に戻りました。Rocoが火葬される時、ママはスイッチが押される瞬間、思わず「待ってください」と言ってしまいました。でも声が声にならず、パパが「もう一度だけ、姿を見せてあげてください」と大きな声で言ってくれました。もう一度だけもう一度だけ、Rocoを見たかった。扉を開けてもらい、Rocoに触れました。もう涙が溢れ出て、Rocoがかすんで見えなくなっていきました。涙を何度もふいて、Rocoの姿を目に焼き付けました。

Rocoの火葬される煙をパパとずっと見ていました。黒い煙がRocoの色のような茶色になり、やがて透明になり、そして煙が止まりました。パパと二人でRocoのお骨を持って帰ってきました。しばらくは我が家に置いてあげようと思っています。

Rocoのいないリビングは、ガラーンとしていて、寂しさに胸が押し潰されそうです。

Rocoへ

レイがね、寝る前にいつもいつも貴方の名前を呼んでいたのに、ママが「Rocoは?」って聞いたら、急に顔が悲しい顔になり、貴方のことを呼ばなかったの。

貴方の写真を、じ~~っと見つめて、悲しい顔をしていました。そして今日の朝、貴方を名を一度だけ大きな声で呼ぼうとして、泣いてしまいました。レイは貴方の死が理解できないと思っていたけれど、レイはレイなりに、貴方との別れを感じているようです。レイは貴方のことを忘れてしまうかもしれない。でも貴方はレイにたくさんの大きな贈り物をしてくれましたね。レイが大きくなったら、貴方のことをたくさん話します。

そして、パパはとても元気がありません。パパとママが喧嘩すると、貴方は心配して、良くママのところに飛んできてましたよね。パパが、「ママと喧嘩した時、止めてくれる奴がいなくなちゃったな・・・」って悲しそうにしていました。パパは貴方の最後のバルコニーのトイレ掃除ができないでいます。パパは、ワンコを飼うのは貴方が始めてだったの。こんなに辛いとは思わなかったと言って、本当に悲しそうです。

ママはね、貴方のいない生活がまだ受け入れられていません。貴方のいた場所に、いつも貴方の姿を探してしまいます。ずっと貴方はママの側にいてくれましたね。辛い時も楽しい時も。ママは貴方を抱きしめたい。貴方のふわふわの毛を触りたい。でも、貴方は私達の直ぐ側にいます。貴方の全てが、レイ、パパそしてママの心の中に残っています。

貴方にはたくさんのありがとうを伝えたい。

またいつか会おうね 私のRoco。

★最後になりましたが、ブログをはじめ、メール、電話、そして直接、励まし応援してくださった方々に、深くお礼申し上げます。

また、Rocoの小さい時から、Rocoの健康管理をして下さり、Rocoとの最後の時を暖かく、楽しく過ごせるように、医療の面で様々な支援をしてくださった、獣医師のT先生にも、深く感謝申し上げます。

Rocoの最後は、本当に安らかで静かでした。たくさんの方々に応援してもらい、Rocoも感謝していると思います。ありがとうございました。