先日、レイはヒブワクチンの接種を受けました。3歳を過ぎているので、今回1回で接種終了です。今年に入って、日本脳炎のワクチン接種も初期の2回を、従前のワクチンで済ませています。
日本脳炎ワクチンは数年前に重篤な副作用があったことから、定期接種が事実上中止になっていましたが、希望があれば接種可能という状態でした。我が家は西日本に位置し、日本脳炎発症率のリスクが高い地域です。新ワクチンが開発され認可が下りたことは知っていましたが、新ワクチンの安定した供給への不安、更に新ワクチンは副作用が少ないと期待されているものの、他のワクチンと比較してまだデータが少ないこと、従前のワクチンが既に製造中止となっているため、消費期限あるいは品切れの問題から、近日中に接種できなくなること等を考慮し、従前のワクチンを接種しました。
ヒブワクチンは最近認可されましたが、任意の接種です。こちらは、世界各国で定期接種が十数年前から実施されており、安全性が高いワクチンであると言われています。しかし、他のワクチンと比較し、接種した部分が赤くなったり、腫れたりすることが少し多いようですね。レイは接種した部分が少し赤くなりました。
この世に100%副作用の心配がないワクチンなど存在しないのだと承知しているものの、ママは予防接種の度に副作用を心配してしまいます。
重篤な副作用を心配して接種はできるだけ控えるべきか、あるいはワクチンで防げる病気はできるだけワクチンを受けて防ぐべきか。究極な選択ですよね。共に何よりも大切な我が子の生命に係わる問題です。
ママは色々と悩んだ末、任意を含めてワクチンは積極的に受ける方針ですが、そう決めていても、いつもいつも、接種の前後では心配な気持ちになります。
心配し過ぎも良くないし、無関心も良くありません。ほど良く心配するのが一番だとは思うのですが、それがなかなか難しい問題です。インターネットでは様々な情報を得ることができ、情報に振り回されてはいけんませんが、ママは情報に振り回されながらも、その時色々なことを考えます。これは自分では、とても良いことだと思っています。様々な知識、経験、あるいは信念を有し発せられた情報は、たとえその情報同士が反対の意見であっても、それぞれに重みを感じ、とても考えさせられます。
予防接種の大切さとリスク。非常に難しい問題です。