Cocoが悲しまないように

写真は、レイの携帯に保存されていたCocoの写真です。レモンホワイトのビーグルだったCocoは、歳を重ね真っ白なビーグルになっていました。

現在、思い切りペットロス中です。

前回のブログを書くのは、とても辛かったのですが、このブログに残された、Cocoが残しくれた思い出が、私を支えてくれたので、Cocoの記録をちゃんと残しておこうと決めました。

しかし、今はCocoがいると思って生活しています。いつもの通り、Cocoのリードをお散歩バックに入れて毎日お散歩し、Cocoの遺品はCocoがいた時のそのままの状態です。レイもCocoの遺品をまだ片づけないで欲しいと願っているので、しばらくはCocoがいた時と同じようにしておこうと思います。

カナダではCOVID-19の影響で、火葬に立ち会えず、また遺灰が戻ってくるのにも時間がかかるそうです。Cocoが旅立った6月25日金曜日の前後は、カナダでは記録的熱波で過去にないほどの高い気温で、しかも火葬の施設が土日お休みでした。Cocoの遺体が傷んでしまうのではないかと、とても不安でした。この時、普段からいつもお世話になっているMさんのお力添えをいただき、本当に助けていただきました。心から感謝申し上げます。お世話になった動物病院の先生にCocoが旅立った報告と火葬の相談したところ、動物病院で火葬の日までCocoを預かってくださることになりました。

金曜日当日は一晩Cocoと共に過ごし、6月26日土曜日にCocoと動物病院に行きました。その後、動物病院の先生が火葬の立ち合いなどできるように交渉してくださったのですが、やはりまだCOVID-19の影響で、立ち合いは無理なようでした。

週が明け、6月28日月曜日、Cocoの火葬の件で病院と打ち合わせていたのですが、動物病院からそのまま火葬の施設に運ばれてしまい、もうCocoの姿に会うことができないようでした。そこで、もう一度Cocoに会わせて欲しいとお願いしたところ、快くCocoとの時間を作ってくださいました。しかし、既に冷凍されており、ビニールの中に保管されているので、その姿を見ることが大丈夫かどうか聞かれました。レイに確認すると、どのような姿でも、もう一度Cocoに会いたいとの答えだったので、Cocoに会いに行きました。

Cocoは冷凍保存されていましたが、想像とは全く違い、触ると冷たいだけで、毛もふさふさしていましたし、また、病院の配慮でビニールから出しておいてくださったので、Cocoは預けた時の姿そのままでした。冷たいCocoは本当に眠っているようでした。冷たくなってしまってもCocoは可愛くて、愛おしくて、レイと二人で、たくさんCocoに触れ、話しかけてきました。Cocoの身体とはお別れだけど、「さぁ~Cocoお家に帰ろう!!」と言って、レイも私もCocoと一緒に家に帰って来たと思っています。

本当にこのような時間を私達親子に作ってくださって、動物病院の先生、動物看護士の方、スタッフの方に深く感謝しています。

これが一週間前のお話です。

Cocoの遺灰が戻ってくるまでは、Cocoがいた時と同じように生活するつもりです。Cocoが悲しまないように、穏やかで温かい気持ちで過ごせるよう努力しています。

いつかは訪れる別れだとわかっているのに、その日を迎えると、その悲しみは想像を遥かに超え、温かい思い出だけが心全体を埋め尽くしてくれるようになるまでには、とても大変です。この悲しみも含めて、愛犬と時を共にするということなのだと思います。しかし、私はCocoがくれた素晴らしい日々の方が、ずっとずっと大きかったと思っています。ですから絶対に私達家族はこの悲しみを乗り越えられると信じています。

励ましのお言葉やメッセージを下さった皆様、ありがとうございます。

Cocoもきっと喜んでいると思います。

心からの感謝を申し上げます。