ヒブワクチン

ヒブワクチン予約しました。

現在、ヒブワクチンの数が足りないらしく、約3週間待ちとなりました。

我が子は3歳なので、1回の接種です。

少し前にインターネットのサイトでこのワクチンを知りました。

細菌性髄膜炎や急性喉頭蓋炎の原因になるヘモフィルスインフルエンザb型という細菌、略してHib(ヒブ)と呼ばれています。ヒブは細菌なので、冬に流行するインフルエンザウィルスとは別物です。

この病気はワクチンで防ぐことができますが、日本ではつい最近まで、このワクチンを接種することができませんでした。日本では年間600人~1000人のお子さんが感染し、そのうち5%のお子さんが死亡、25%のお子さんが後遺症を残していると言われています。

東アジアではこの予防接種が実施されていないのは、日本と北朝鮮だけだったとか・・・

WHOが10年前に、乳児への実施を世界各国に勧告して、110カ国以上の国で実施されているというのに・・・いったい日本って・・・

この病気の存在やこのワクチンの存在を知らなかったことに、一番の恐怖を感じます。

この病気の犠牲者の半数が1歳未満の小さい赤ちゃんのようです。

ヒブワクチンは、1歳未満のお子さんは3回から4回の接種が必要です。3歳を過ぎると、ヒブに対する抗体ができてくるので、ヒブによる重症感染症も減ってくると言われていますが、5歳未満のお子さんは重症化する危険があるので、1歳以上5歳未満のお子さんは、1回の接種が薦められているようです。

日本でもヒブワクチンが接種できるようになりましたが、日本では定期接種ではなく、任意接種なので、数回の接種が必要な場合、数万円の代金がかかります。

WHOが勧告してから、日本は何をしていたんでしょうね。もっと早急に対応していれば、救われた命がたくさんあったと思います。また、後遺症に苦しむお子さんも、たくさん助けてあげることができたと思います。

ママやパパがどんなに我が子を大切に育てても、ママとパパの力だけじゃどうにもならないことがあります。

日本が命を大切にする、安心して住むことができる、優しい国になって欲しいと、心から願っています。